こんにちはさかいです。今回は元々米国株投資が主体だった私が、昨年頃から徐々に米ドル債券投資へと戦略を変えた原因となった本について紹介します。
『富裕層のための米ドル債券投資戦略』は、資産運用に安定を求める投資家にとって「米ドル債券」という選択肢を体系的に理解できる一冊です。著者・世古口俊介氏が主宰する資産アカデミーや、ウェルスパートナーのYouTubeでも繰り返し語られている内容が凝縮されており、実務的な投資戦略を学びたい方に非常に有益です。
1. 本書の位置づけ
世古口氏は、長年にわたり富裕層向けの資産運用アドバイザーとして活動してきました。本書はその知見をまとめたものであり、「インカムゲイン」「価格変動」「外貨分散」「信用リスク」「為替リスク」といった論点を丁寧に解説しています。単なる理論書ではなく、実際の投資判断に直結する視点が多く盛り込まれている点が特徴です。
2. 米ドル債券投資の魅力
著者が強調するのは、安定したインカムゲインです。株式のような値動きに左右されず、定期的な利息収入を得られることは、資産規模が大きい富裕層にとって安心材料となります。また、米ドルという世界の基軸通貨に投資することで、外貨分散の効果も享受できます。円資産に偏りがちな日本人投資家にとって、為替リスクを逆にチャンスとして活用する視点は新鮮です。
3. リスクへの向き合い方
もちろん、債券投資には信用リスクや為替リスクが存在します。本書では、格付けや発行体の選定基準、為替ヘッジの活用方法など、リスクをコントロールするための具体的な戦略が提示されています。単に「安全だから債券」という短絡的な発想ではなく、リスクを理解した上での実践的アプローチが学べます。
4. YouTubeとの連動性
資産アカデミーのYouTubeチャンネルやウェルスパートナーの動画では、同じテーマが繰り返し解説されています。動画では図解や事例を交えてわかりやすく説明されていますが、本書はそれを体系的に整理した「テキスト版」と言えます。動画で概要を掴み、本書で深掘りするという学習スタイルが非常に効果的です。
5. 私の個人的視点
私自身、地方公務員として資産形成を模索する立場から読むと、「富裕層向け」と銘打たれているものの、内容は私のような一般の投資家にも応用可能だと感じました。特に、長期的に安定したキャッシュフローを得るための考え方は、FIREを目指す人や堅実な資産形成を志す人にとっても参考になります。ブログ読者の多くが「資産1億円を目指す」過程にあると思いますが、その途中段階で米ドル債券を組み込むことは、ポートフォリオの安定化に寄与すると思いますし、証券担保ローンによるレバレッジを用いた投資戦略は、私のような現役世代に合った戦略であると考えています。
6. 総評
本書は、富裕層だけでなく「資産形成を真剣に考えるすべての人」に役立つ内容です。著者の経験に裏打ちされた解説は説得力があり、YouTubeとの相乗効果で理解が深まります。安定を求める投資家にとって、米ドル債券は「攻め」ではなく「守り」の戦略でありながら、確実に資産を積み上げる力を持つことを、本書は明快に示しています。
まとめると、本書は「富裕層のため」と銘打ちながらも、資産形成を志すすべての人に開かれた実践的な指南書です。YouTubeと併せて学ぶことで、米ドル債券投資の全体像を理解し、安定した資産運用を目指すための強力な武器となるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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