11月6日米国株の急落はAIバブル崩壊の予兆?

投資
スポンサーリンク

こんにちはさかいです。11月4日に続けて6日も米国株が下落したことについて個人的な見解を述べたいと思います。

2025年11月4日のニューヨーク市場で米国株式市場が久々に大きく下がりました。S&P500は1.2%安、ナスダックは2.3%の下落。特にAI関連銘柄の下げが目立ち、パランティアは8%、エヌビディアも大幅安となりました。米銀大手CEOらが「AI関連株は過熱しており、10〜15%の調整もあり得る」と警告したことが引き金となりました。翌5日は一旦回復するものの、6日は再びハイテク株を中心に大きく下落しました。

さかいは個人的にはAI半導体バブル崩壊と捉えています。ここ半年、AI関連銘柄は期待先行で買われすぎていた印象があり、実態との乖離が広がっていました。確かにAIは未来を変える技術ですが、株価は将来の期待値をあまりにも織り込みすぎていると思います。

話がそれますが、約10年ほど前の話ですが、私も電子機器メーカーで半導体の設計、評価に携わっていましたが、日本は半導体の価格が高く、他社にはない超高性能な半導体製品を作らなければ、世界の競合他社に太刀打ちできない状況でした。さらにあと少しで訪れる半導体の性能の限界はまもなく到来するだろうと国内のメーカーではもはや太刀打ちができないと思い、会社の経営不安により偶然募集があった希望退職制度に応募して退職しました。それと国内注目株の一社である「アドバンテスト」が何の会社なのか知らずに株を買っている方がたくさんいるでしょう。

アドバンテストは半導体製品の試験装置(LSIテスターと言います)を設計、製作、製造する会社です。要は計測器メーカーなのですよ。LSIテスターというのは半導体製造工場の最終工程のひとつ前のテスト工程で導入されている装置です。他にも競合他社が米国NASDAQに上場しているテラダイン(TER)という会社のほぼ2強となっています。電子機器メーカー時代に私もこれらの会社のLSIテスタを扱った経験がありますが、技術力が優れているのかと言われたら、技術力が高い会社だとは思いません。業界の再販、淘汰によって生き残った会社だと思います。テストプラグラムをある条件でコーディングした結果、詳しくは書きませんが、装置側の仕様の限界により、正しく半導体製品をテストできなかった、そんなこともありました。単にAI=半導体というキーワードと、今やLSIテスターメーカーも2強体制ということで株価が吊り上がっているのだと思います。半導体試験装置の性能を知っている身からすれば、そこまでの価値がある会社だとは思っていません。

私は現在、投資適格の米ドル債に集中投資しています。理由はシンプルで、「実需と利回り」があるからです。米10年債利回りが4.5%台に上昇し、ドル高も進行している今、グロース株よりも債券の方がリスク対比で魅力的に映ります。AI関連株の調整が進む中、資金の一部が債券や金にシフトしているのも納得です。

今回の急落は、AIブームに乗っていた投資家にとっては一時的な調整だと思っているかもしれませんが、冷静に見れば「過熱感の修正」とも言えます。むしろ、これを機に市場全体が健全化し、実力ある企業が再評価される流れになることを期待しています。

今後もAI関連のニュースには注目しつつ、投資判断は「期待」ではなく「実態」に基づいて行いたいと思います。市場は常に動いていますが、投資家としての軸はぶらさず、冷静に対応していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました